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イギリスの大学院も新学期を迎え、私たちの研究グループに11人(もしかしたらそれ以上!)の新しい博士課程の学生が入りました。

私たちの研究グループ、Centre of Global Englishes(CGE)は、グローバル化の中の多様な英語のあり方に興味をもつ学生の集まりです。

Global Englishesという名前は、よく聞かれるWorld Englishesとは違う立場に立った研究をしているという意味がこめられています。

World Englishesは、植民地時代の歴史的背景と、国ごとの違いに注目して英語の変化を研究する傾向があります。World Englishesの研究では、世界の英語を分類した3つの同心円が有名です。(ネイティブの英語、第二言語としての英語、外国語としての英語、にわけました)。たとえば、インドやシンガポールの英語の歴史や特徴の研究などがよく知られています。

一方、CGEでは、多国籍の人が集まる「グローバル」な場面で使われている英語の、変化や特徴に注目します。たとえば、大学の留学生の集まり、ビジネスの国際会議などで、英語がどう使われるか、というテーマです。

現在は特に、世界各国の大学の国際化や、英語を使って教える授業(English Medium Instruction)について研究している学生が多いです。教養、専攻科目を、英語を使って教えることは、日本では新しい試みとして話題になっていますが、トルコやヨーロッパの大学ではすでにかなり一般的だそうです。こうした動きの、実態、背景、問題、課題、教師や学生の考えなどを研究するわけです。


CGEのDirectorのJenkinsが、英語のグローバル化の研究ではよく引用される学者なので、このテーマに関心が高まるにつれ、毎年多くのPhDが入ってきます。それにしても、11人もの新しい学生が入ると、もともと20人ぐらいのグループだったので、雰囲気ががらっと変わった感じがしますし、多彩な自己紹介に、なかなか興味がそそられました。

今年の新学生は、タイ人が一番多く、中国人、韓国人、ベトナム人と続き、イタリア人とイギリス人がいました。すでに在学中の学生を思いつくままにならべると、中国人が数人、台湾人、スペイン人、韓国人、イギリス人数人、日本人も数人、タイ人、トルコ人、メキシコ人、サウジアラビア人と続きます。 それから、圧倒的に女性が多いです。なぜでしょう?

グローバル化の中の英語への関心が圧倒的に高いのがアジア、そして地理的に近いヨーロッパの学生が加わり、さらにちらほらイギリス人が混じる、というのが大きな傾向のように感じています。

ちなみに、私の通う大学では、このほかに、言語学系では、外国語教育、第二言語習得、英語学(たとえばシェークスピアとか、もっと伝統的な英語です)、多言語研究など、いろいろな分野の学生がいて、Modern Language(イギリスでは、現在使われている言語を研究するModern Languageと古典を研究するClassical Languageに分けられています)は、とても大きなグループです。

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